鍼灸治療は中国・韓国・日本などの東アジア地域で、長い年月をかけ発展し受け継がれてきた治療・養生法です。
日本で施術者になるには３年間の教育課程を卒業し、国家試験に合格する必要があります。
東洋医学では、病気やケガのある体ではエネルギーのアンバランスが生じている、もしくはエネルギーの流れがブロックされていると考えます。
こうしたエネルギーのことを「気」と呼び、鍼灸治療を行うことでバランスを正常化したり、流れをブロックしている要因を取り除いてきました。
現代になると東洋医学の治療方法を科学的に解明しようとする動きが盛んになり、鍼灸が身体に及ぼす様々な作用が解明されています。
鍼を打った筋肉は血流が改善され（軸索反射）、自律神経の反射（体性自律神経反射）を介して内分泌・ホルモン系や免疫系にも作用することが分かってきました。
当院では鍼と相性が合うお灸も積極的に併用し、さらなる相乗効果を引き出します。
欧米では薬を使わず・安全で・副作用が少ない治療方法として、国家資格を整備する国も増え、アジアやアフリカなどの非医療先進国でも徐々に普及しています。
鍼はすべて使い捨て。非常に細く痛みは少ないタイプを使います。
※素肌に施術を行いますので、原則として専用着（無料）に着替えていただきます。
院内が寒くならないように努めてますが、肌寒さを感じる場合は遠慮なく伝えてください。
