不妊症について
子供を授かりたいけれど、その機会になかなか恵まれないカップルは大勢います。
インターネットでは様々な情報があふれ、何をすれば一番いいのか悩み、当院を訪れる方が多いです。
妊娠しやすい体質に改善する
東洋医学では、両親から受け継いで生命の源となる「先天の精」に、飲食物の消化・吸収によってつくられる「後天の精」が補充されることによって腎臓に「腎気」が蓄えられると考えます。
「腎気」は成長と共に充実し精通や月経を開始させ、20~30代でピークを迎えた後は次第に衰えます。
生殖機能の低下や老化現象などは、腎気の消耗や腎の機能低下が原因であると考えるのです。
治療では「腎」とそれに深く関わる「肝」の経絡・経穴(ツボ)を効果的に刺激することで、機能回復をねらいます。
また現代医学的な立場で考えた場合、鍼灸と整体の治療でホルモン分泌の調整役である自律神経のバランスを整えることを目的とします。
緊張をできるだけ取り除き、ホルモン分泌が正しく行われるように導きます。
治療について
最初に問診で病院での検査結果や治療を並行しているのであれば進行状況などを伺います。
基礎体温表・服用している薬やサプリメントなど、伝えられる情報は教えていただけると参考になります。
定期的な施術を行うことで徐々に妊娠しやすい身体に変化していきます。
一度や二度の施術で急に体質が変わることはありません。
クリニックでの不妊治療(タイミング療法・人工授精・体外受精・顕微授精など)の効果を高める狙いもありますので、併用して行うことをおすすめしています。