「もう少し、できることがあれば…」と感じているあなたへ
現代の不妊治療は年々進歩していますが、それでも「なかなか授からない」「治療がつらい」「気持ちがついていかない」と感じる方は少なくありません。
当院では、そうしたお悩みに対して、心と体の両面から支える“妊活鍼灸”を行っています。
鍼灸は西洋医学の治療を妨げるものではなく、補い、支えるものです
鍼灸は血流やホルモンバランスの調整、自律神経の安定を図ることで、妊娠しやすい体づくりをサポートします。
特に以下のようなことでお悩みの方に選ばれています。
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生理不順や排卵のタイミングが安定しない
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身体が冷えやすい、基礎体温が整わない
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不妊治療の過程で強いストレスや不安を感じる
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採卵・移植の前後に心身を整えたい
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妊娠しても流産を繰り返してしまう
これまで30代前後の方はもちろん、40代以降で妊活に取り組まれている方、早くから妊娠しにくさを感じておられる方など、さまざまな背景を持つ方に施術を行ってきました。
妊活のプロセスを、少しでも前向きに歩めるように
妊娠は医学的にも個人差が大きく、「こうすれば確実に授かる」という方法はありません。
ですが、ご自身の体調を見つめ直し、心を整えることは、どんな治療と併用しても決して無駄にはなりません。
鍼灸は、直接的に妊娠を「叶える」手段ではありませんが、あなたの「授かる力」が自然に発揮されるよう、静かに背中を押すサポーターです。
当院の妊活サポート鍼灸
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完全予約制・プライバシーに配慮した空間(他の方と施術時間が重なることはありません)
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生理周期・治療のステージに合わせたオーダーメイド施術
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カウンセリング重視。お悩みやご不安も丁寧に伺います
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必要に応じて、生活習慣やセルフケアのアドバイスも
施術を通して得られる変化の例(※すべての方に当てはまるわけではありません)
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生理周期が整い、排卵が安定してきた
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冷えが改善し、基礎体温が二層に分かれるようになった
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寝つきやすくなり、ストレスが緩和された
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不妊治療への気持ちの負担が軽くなった
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妊娠に至った、あるいは気持ちの切り替えができた
「妊娠すること」だけが目的ではなく、「自分を整える時間」に
当院では、妊娠という結果に焦り過ぎず、その方の体と心の状態をゆっくり整えることを大切にしています。
たとえ今すぐに結果が出なくても、「やってよかった」と思える時間をご一緒に作っていけたらと思っています。
不妊症に対する鍼灸のエビデンス
不妊症に対する鍼灸の効果について、いくつかの研究やメタ分析が行われています。以下に主要なエビデンスを紹介します。
1. 体外受精(IVF)の成功率向上
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研究例
2008年に発表されたメタ分析(British Medical Journal)では、胚移植前後に鍼灸を受けたグループは、受けなかったグループに比べて妊娠率が向上したと報告されています。- 鍼灸が子宮の血流を改善し、子宮内膜の状態を整えることで、胚の着床を促進する効果が示唆されています。
2. 排卵障害や月経不順の改善
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研究例
2017年のシステマティックレビュー(Journal of Acupuncture and Meridian Studies)では、鍼灸が多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)などの排卵障害を改善する可能性があると報告されています。-
鍼灸がホルモンバランスを整え、排卵を促進する効果が示唆されています。
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3. ストレス軽減と妊娠率
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研究例
2015年の研究(Fertility and Sterility)では、鍼灸が不妊治療中のストレスを軽減し、妊娠率を向上させる可能性があると報告されています。-
ストレスホルモン(コルチゾール)のレベルが低下し、リラックス効果がもたらされると考えられています。
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4. 男性不妊への効果
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研究例
鍼灸は男性不妊にも効果的であるとする研究があります。特に、精子の運動率や質を改善する可能性が報告されています。
鍼灸治療のアプローチ
不妊症に対する鍼灸治療では、以下のようなアプローチを行います。
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全身のバランス調整
気や血流を整え、妊娠しやすい体づくりをサポートします。 -
特定のツボへの刺激
不妊に関連するツボ(三陰交、関元など)に鍼やお灸を施します。 -
ストレス軽減
自律神経を整え、ストレスホルモン(コルチゾール)の分泌を抑制することで、リラックス効果をもたらします。 -
西洋医学との併用
体外受精(IVF)や人工授精(IUI)などの治療と併用して、成功率を高めることを目指します。
鍼灸がIVFの成功率を向上させたとする研究
2002年のパイロット研究(Paulus et al.)
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内容
ドイツで行われたこの研究では、胚移植の直前に鍼灸を受けたグループは、受けなかったグループに比べて妊娠率が有意に高かったと報告されています。-
鍼灸グループの妊娠率:42.5%
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対照グループの妊娠率:26.3%
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メカニズム
鍼灸が子宮の血流を改善し、子宮内膜の状態を整えることで、胚の着床を促進したと考えられています。
2006年の研究(Westergaard et al.)
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内容
デンマークで行われたこの研究では、胚移植前後に鍼灸を受けたグループは、受けなかったグループに比べて臨床妊娠率が高かったと報告されています。-
鍼灸グループの妊娠率:39%
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対照グループの妊娠率:26%
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メカニズム
鍼灸が自律神経を整え、ストレスを軽減することで、妊娠率が向上した可能性が示唆されています。
鍼灸のタイミングと効果
鍼灸の効果は、IVF治療のどの段階で行うかによっても異なるとされています。
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胚移植前
子宮の血流を改善し、子宮内膜の状態を整えることで、着床率を高める可能性があります。 -
胚移植後
ストレスを軽減し、リラックス効果をもたらすことで、妊娠率を向上させる可能性があります。 -
卵巣刺激中
卵巣の血流を改善し、卵子の質を向上させる可能性があります。
不妊で悩む方で、男女ともに鍼灸を選択される方が増えています。
仕事が一番忙しい時期と子供が欲しい時期は重なりますので、毎日の適切な体調管理・ストレスコントロールを行い、心身ともに健康な状態で妊活に臨みたいですね。
当院はそんな皆様を全力でサポートいたします。
気になる方はぜひ一度ご連絡ください。
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【東京都中央区 日本橋人形町・水天宮前の鍼灸・整体治療院】
鍼灸 整体 人形町いとう治療院 Ito Acupuncture
肩こり・腰痛・自律神経失調症・ランニング障害でお悩みの方が大勢いらしています
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