手足のしびれに対する鍼灸治療は、有効な選択肢の一つとして多くの臨床例や研究で報告されています。
ただし、痺れの原因によって効果の程度やアプローチが異なるため、適切な診断が重要です。
手足の痺れの主な原因
鍼灸が効果的かどうかは、原因によって異なります。
(1)神経の圧迫・障害
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椎間板ヘルニア(腰・首)→ 坐骨神経痛や腕の痺れ
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手根管症候群(手首の神経圧迫)→ 手指の痺れ
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糖尿病性神経障害(末梢神経の障害)→ 対称的な手足の痺れ
(2)血行不良
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冷え性・自律神経失調症 → 血流不足による痺れ
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レイノー症候群 → 血管収縮による手指の痺れ
(3)その他
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ストレス・心因性 → 自律神経の乱れによる痺れ
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ビタミン欠乏(B12など) → 神経機能の低下
⚠️ 注意が必要なケース
・脳卒中(片側の痺れ・力が入らない)
・脊柱管狭窄症(歩行時の痺れ・間欠性跛行)
→ これらの場合は、まず医療機関を受診してください。
鍼灸が効果的な場合
(1)神経圧迫による痺れ(例:坐骨神経痛、手根管症候群)
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鍼の作用:
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筋肉の緊張を緩和し、神経圧迫を軽減
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炎症を抑える効果
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痛みや痺れの伝達をブロック(ゲートコントロール説)
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ツボ例:
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坐骨神経痛 → 環跳(かんちょう)・委中(いちゅう)
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手根管症候群 → 大陵(だいりょう)・内関(ないかん)
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(2)血行不良による痺れ
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鍼灸の作用:
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血管拡張・血流改善
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自律神経(副交感神経)を整え、冷えを改善
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ツボ例:
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足三里(あしさんり)・三陰交(さんいんこう)(全身の血流改善)
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合谷(ごうこく)・大衝(たいしょう)(手足の末端へのアプローチ)
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(3)ストレス・自律神経の乱れ
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鍼灸はリラックス効果があり、心因性の痺れにも有効な場合があります。
病院との併用が重要なケース
糖尿病・椎間板ヘルニアなどの場合は、西洋医学的治療を優先させ、補助的な療法として鍼灸を活用する場合があります。
痺れがなぜ起こっているのか、原因を特定して治療を進めていくことが大切です。
過去のブログ「橈骨神経麻痺には鍼灸治療を」
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