猛暑が続く日々を健やかに送るヒント──自律神経と鍼灸の話
ここ数日、東京では体温に迫るような暑さが続いています。
朝から夜まで、どこにいても暑い。
私自身も、気を抜くとすぐに疲れがたまってしまいそうな感覚があり、
「自律神経がギリギリのところで頑張ってくれているな」と思う場面が増えました。
このような暑さが続くと「シャワーで済ませてしまう」「冷たい飲み物ばかりになる」「エアコンの効いた部屋にずっといる」といった生活が当たり前になってきます。
もちろん、それ自体は悪いことではありません。
ですが、それが何日も続くと、知らないうちに身体の内側──特に自律神経のバランスが崩れてきてしまいます。
私も、つい冷たいお茶やアイスに手が伸びるのですが、続けていると胃のあたりがキリキリするような感覚や、食欲が落ちていることに気づきます。
そんなときは、あえて温かいお茶やスープを飲んだり、たまにはしっかり湯船に浸かってみたりする。
そうすると、じんわりと身体の芯から緩んで、なんとなく感じていた疲れや不調がすっと引いていくような感覚があります。
暑い季節だからこそ、「温める」「整える」という意識を持つことが、自律神経を保つためにとても大切なのだと思います。
そんな今の時期に、時間を作って鍼灸治療を受けてみるのはいかがでしょうか?
きっと、この“なんとなく不調”を整える心強い味方になります。
鍼灸が自律神経に与える影響については、科学的な研究でも一定の効果が確認されています。
”自律神経失調症について”
ツボを刺激することで交感神経と副交感神経のバランスが整い、身体が「休息モード」に入りやすくなるとされています。
また、脳内の神経伝達物質の変化や血流の改善も報告されており、“なんとなく不調”の背景にある自律神経の乱れを穏やかに整えるサポートが期待できます。
鍼灸は、自律神経の調整に効果に働きかけ、血流を促し、内臓の働きを整えるといわれています。
実際、施術後に「呼吸が深くなった気がする」「頭がスッキリする」「お腹がポカポカする」とおっしゃる方も少なくありません。
とくにこの時期は、冷たい飲食や寝苦しさ、暑さによる体力の消耗などで、身体の中は想像以上に疲れていることが多いです。
そんなとき、少しだけ時間をつくって、鍼灸で身体の状態をリセットしてみてはいかがでしょうか。
しっかりと整えておくことで、この厳しい夏を少しでも快適に乗り越える手助けになるはずです。
最後に
夏の不調は、我慢し続けると秋にドッと疲れが出ることもあります。
無理をしすぎず、上手に自分の身体と向き合うことが大切です。
この暑さの中、「なんだかうまく整わないな」「疲れが抜けないな」と感じる方は、ぜひ一度、鍼灸の力を頼ってみてください。
きっと、身体の内側から少しずつ、ラクになっていくはずです。
======================================
【東京都中央区 日本橋人形町・水天宮前の鍼灸・整体治療院】
鍼灸 整体 人形町いとう治療院 Ito Acupuncture
肩こり・腰痛・自律神経失調症・ランニング障害でお悩みの方が大勢いらしています
東京都中央区日本橋人形町1-10-5 富士ビル2階
TEL 03-6883-3598
予約・問い合わせフォームより24時間受付中