10日間のゴールデンウイークも終わって、今日から平常運転になる方も多いでしょうか。

すぐにフル稼働するのも大変と思いますので、徐々に馴らしていきましょう。

 

5月3・4・5日で東北地方へ旅行に行きました。

初日は日本三景の松島へ。

柳美里さんと佐藤弘夫さんが東北の霊場を巡った共著「春の消息」に出てきた雄島を訪れることが目的でした。

仙台から在来線で松島海岸駅まで行き、そこから徒歩で橋を渡って行ける場所にある島です。

松島にある瑞巌寺の僧侶たちが修業をしたり、人々のお墓としても機能していた島だそうです。

島内には石仏がたくさんあり、過去にここがどんな意味を持つ場所だったか想像すると不思議な気持ちになります。

 

翌日はさらに北上して、奥州藤原氏が活躍していた岩手県の平泉まで足を運びました。

小学生の時以来の訪問で、当時とは違った視点で二日間かけて平泉を代表するお寺である毛越寺と中尊寺をじっくり見て回りました。

最近お寺を訪れるときに注目しているのは、日本の伝統的な建築が自然といかに調和して作られているかの痕跡です。

現代の建築ではコンクリートの基礎で地表を覆ってしまうので、大地の呼吸が妨げられてしまいますが、かつては持続可能な方法で建物を建てていた事を実感します。

しかも地震が多い日本で、数百年も耐久性を保って現存している木造建築を見ていると感動すら覚えます。

石の上に柱を立てることで、通気性・透湿性を保ち、大地の呼吸も妨げないようにする工夫がなされています。

 

自分は日本橋という自然環境を見ることが難しい場所で生活しているのですが、本来あるべき姿というか人間としての理想のあり方のようなものを垣間見ることができたと思います。

 

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