定期購読している鍼灸業界の雑誌で、今月の特集がとても興味深い内容でした。

「下部尿路症状と鍼灸」

 

当院にも排尿に関するお悩みで来院される方も居ります。

また主訴は別にあったとしても、実は頻尿にも悩まれている等の話もよく耳にします。

 

膀胱が過敏になっている状態の事を「過活動膀胱」と呼び、頻尿夜間頻尿尿意切迫などの症状があります。

(尿意切迫症状は細菌性膀胱炎などでも起こるので、過活動膀胱の必須症状ではないとされています)

 

昔は「年齢だからしょうがない」と捉えられる傾向がありましたが、現在は膀胱の加齢に加えて、動脈硬化やメタボとの関連が指摘される生活習慣病の一種だとも言われています。

治療の基本は、水分摂取量の調節や骨盤底筋のトレーニング・ダイエットなどの生活改善と、病院での薬物療法になります。

これらの基本的な治療を行ったうえで、生活の質を向上させる目的で鍼灸治療も選択肢に入ると思います。

 

鍼灸治療では、膀胱に尿をためる・尿意を脳に伝える・排尿する、といった一連のはたらきに関わる自律神経の機能を整えることが目標になります。

鍼灸の科学的な研究で有名な、明治鍼灸大学(現・明治国際医療大学)の先生方による臨床試験も報告され、鍼灸の有効性が指摘されています。

 

具体的には腰やお腹のツボに対して鍼やお灸をし、自律神経に働きかけるような治療を行います。

実際に来院された方には、改めてしっかりと説明をしたうえで施術をしますのでご安心ください。

 

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