腰痛の患者さんが増えるこの季節。

私が思う一番手ごろで、効果があるなと実感している腰痛体操をお伝えします。

 

このストレッチの目的は

◆腰の筋肉を直接伸ばすのではなく、周りの筋肉を伸ばしリラックスさせることで患部である腰の負担を減らす。

◆周りの筋肉の中でも太もも(大腿部)の筋肉はサイズも大きく血液の分布も豊富、さらに骨盤を介して股関節に密接にかかわっているためストレッチする効果がとても高い。

※普通に動くことが難しいほどの強い腰痛の方、ストレッチをしている間に腰の痛みが継続するような方は行わないでください。強い痛みの前段階・回復段階の方が対象となります。

 

014①手ぬぐいかタオルを用意します

 

 

 

 

 

001②両端を手でつかみながら、母指球のあたりを目安に左足の裏に通します

(どちらから始めても構いません。ここでは左足で説明します)

 

 

 

 

004③右側の膝は曲げた状態で仰向けになります。

 

 

 

 

 

005④ゆっくりと息を吐きながら右の膝をゆっくり伸ばします

左足の裏側全体が気持ちよく伸びているのを確認しながら、大きく3回深呼吸をします。

 

 

 

 

006⑤腰に負担がかかっていないことを確認できた時は、左足を外側におろします。

左脚の内側が気持ちよく伸びているのを確認しながら、大きく3回深呼吸をします。

 

 

 

007⑥再度腰に負担がかかっていないことを確認できた時は、左足を内側におろします。

左脚の外側が気持ちよく伸びているのを確認しながら、大きく3回深呼吸をします。

この姿勢では腰を極力ひねらず、お尻から脚全体が伸びるのを目標に行ってください。④・⑤の姿勢以上に腰に負担がかかりやすいので、十分慎重に行ってください。

 

⑦反対側でも同様に行ってください

ここで重要なことは呼吸を深く行うこと、伸びている筋肉がどこなのかを意識しながら行うことです。

痛みが強くて不安がある場合は、⑤と⑥のストレッチは行わず④までのまっすぐの動きだけでも効果はあります。

ぜひ試してください。

 

人形町いとう治療院

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