こんにちは。

2020年も9日が過ぎ、正月気分も抜けつつありますね。

年末年始は毎年休みをとるのですが、陸上部出身なので駅伝に注目することが恒例です。

元旦は全国の実業団チームが競うニューイヤー駅伝。

少し前までは同年代の選手が走っていた李、大学時代の後輩が走っていたりしていましたが、自分が40歳にもなるとさすがに現役で走る選手は年の離れた人しかいなくなりました。

今年のニューイヤー駅伝では高校の先輩が監督を務める『コモディイイダ』が初出場を果たし注目していました。

株式会社コモディイイダは、東京都北区滝野川七丁目に本部を置き、関東地方で食品スーパーマーケットを展開している日本の企業。旧社名は、株式会社飯田百貨店。CGCグループ加盟。

2014年3月に小林剛志監督が退任し、会沢陽之介が駅伝部監督兼アスリートクラブ代表となり、登録陸協を両団体ともに東京陸協に移し、団体名は「コモディイイダ陸上競技部」に統一。アスリートクラブという名は、陸連公式レース以外で使用する名称としました。 ウェブサイト

 

そして1月2日・3日は毎年恒例の箱根駅伝。

母校の國學院大學は過去一番の選手層が実現し、関東インカレ・全日本インカレでも上位を獲得する選手が続出。

10月の出雲大学駅伝では初優勝。

事前の情報では初日の往路を優勝し、総合三位を目標にしていると報道されていました。

往路を走る5名の選手は、出雲駅伝を征したエース級をそろえ、アンカーの山登り5区で前回区間新記録を作った浦野雄平選手を控えているので、優勝する可能性は高いと思っていました。

ただし他大学の戦力を考えると、往復10区間での総合3位は相当ハードルが高い目標だと思っていました。

 

1月2日の朝、スタートから実家のテレビの前に張り付き応援をしていました。

1区は昨年も同じ区間を走った二年生エースの藤木宏太選手。

各校のエース級が揃う中で昨年は終盤まで先頭集団に食らいつき区間10位。

(出身の北海道栄高校の監督は、國學院大學出身の山中慎監督。山中監督は自分が学生時代にも大学のコーチで相当なお世話になり、鍼灸の道に進んだのも同じ専門学校に山中監督が行っていたことがきっかけだったりと、縁の深さを感じる関係です。)

今年は東京から神奈川に入る六郷橋終盤で果敢なスパートをしかけ、史上最もハイペースのレース展開で更にペースを引き上げるという見せ場を作ってくれました。

区間一位を確信して見ていましたが、終盤で創価大の米満選手に抜かれ区間二位。

最高の滑り出しを演出してくれました。

2区は出雲駅伝のアンカーで初優勝をつかんだ原動力。二大エースの一人土方英和選手。

花の2区と呼ばれ、各校のエースが集まる区間で区間8位の好走。

もう一人のエース、5区の浦野選手に襷が渡ったときにはトップの青山学院とは想定範囲内の差。

彼の力をもってすれば逆転はできる!と期待していました。

しかし先頭を走る青学の選手が想定を超える好走をしたため、初日は準優勝で終えました。

 

これまでの國學院大學の実績から考えたら、往路での2位はすばらしい結果なのですが、走った選手のコメントからは悔しさを感じられました。

翌日走る復路の5名も素晴らしい選手なのですが、他大学の選手層を考えると総合3位の目標は依然として高いハードルだと思っていました。

 

1月3日の復路が始まり、7区で後続を走る優勝候補筆頭の東海大学に抜かされます。

ここまでは想定の範囲内。

ここから順位を下げずに大手町のゴールを迎えられるか全OBが注目していました。

 

沿道に応援に行ってる同期から、4位と5位の大学に追いつかれそうと報告を受けます。

東京に入った頃には後続の大学に追いつかれ、ペースメーカーとして利用されているんじゃないかとの報告も入ります。

終盤テレビに映る母校の選手は3位から6位の選手を含める4チームの集団を引っ張っていました。

「最後に抜かれたら可哀想だな」

「せめて4位か5位くらいで終わってほしいな」

などとネガティブな思いを巡らせていましたが、ラスト1キロの日本橋を過ぎたあたりで、國學院の殿地琢朗選手がスパート。

後続の3選手が離れていきます。

「頼む!このまま逃げ切ってくれ!!」

祈るようにテレビ画面を見ていました。

 

目標としていた総合3位でゴールした國學院大學。

出雲駅伝を征した4年生の主力メンバーに加えて、下級生も本当によく粘って走ってくれました。

総合力では差がある、後半でズルズルと順位を落としてしまうんじゃないか、などという不安を吹き飛ばし、総合力でも十分他大学と勝負できるメンバーがいることを証明してくれました。

力のある4年生に頼るだけではなく、来年以降の主力になる下級生の活躍にも今後の期待を感じさせてくれました。

レース後、チームを率いた前田康弘監督も、終盤順位をキープするのが難しいと思ってしまった自分が情ない、選手たちがあきらめない大切さを教えてくれたとインタビューで語っていました。

大学生の頑張りに勇気づけられたお正月でした。

 

2020年もよろしくお願いします!

 

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